■カツラ特許の技術
2006.05.25
カツラについての特許の内、その多くは「どれだけ自然に、また、ズレたりせず、付け心地がいいか」という装着技術についてのもののようですが、その幾つかが紹介されています。
アデランスの取得している特許のひとつ「固着部材を有するかつら」は自毛を使ったカツラの固定方法の特許。
カツラを装着する際、「カツラベース(カツラの土台)」の周辺部に開いた穴に自毛を通し、同時にゴム製の留め金でさらに強力に固定するという技術。
アートネイチャーの考案した技術は「かつらネット」に金属などでできたリングを備えた専用器具。「かつらネット」には擬毛が植えられていて網目の間から自毛を引き上げる。リングは完全なリングでなく、毛髪を数本通し、その毛髪が引っ掛けられるようになっている。
プロピアの「使い捨てかつら」は頭皮に張り付けるアクリル系の粘着層の上にポリエステル繊維の擬毛を無色透明のポリエステル人工皮膚に乗せる構造。
頭皮、粘着層、擬毛、人工皮膚の密着度を高める為には、頭皮の細かいデコボコが、カツラの人工皮膚面に伝わるほど薄い形状でなくてはならないが、「プロピア」は、その為に必要な薄さと弾力性を実現している。
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