■薄毛!育毛!ストレスによるDHT増加
「ジヒドロテストステロン(DHT)」は薄毛を引き起こす最大の原因とされ、その影響力はテストステロンよりもずっと強力であり、毛乳頭内の受容体(タンパク質)と結合する事で毛母細胞に毛髪の成長を抑制する信号を出してしまいます。
強いストレスを受け続けると、ノルアドレナリンが長期に亘って分泌されたり、コルチゾールが過剰に分泌されてしまいますが、これらの影響で血管は収縮、内臓機能の低下などの悪影響が起こります。
当然、健康なヘアサイクルに必要なだけの血流も滞ってしまい、育毛剤の効き目もあまり期待できない事にもなってしまいます。
そこで、この時、頭皮の血流を元の状態に戻す為に大量に分泌されてしまうのが血流促進効果のあるジヒドロテストステロン(DHT)なのです。
ジヒドロテストステロン(DHT)は毛母細胞に働きかけ、毛髪成長を抑制するだけでなく、皮脂の作られる皮脂腺受容体に結びつく事で、皮脂量増加の信号もだしてしまいます。
皮脂はその量を増やすと、毛穴の汚れを落としにくくし、時には炎症を引き起こす原因にもなります。薄毛の進行しやすい、育毛効果の期待できない頭皮環境が整ってしまうのです。
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