■育毛!発毛!毛髪の形成
毛髪を初め、身体のあらゆる毛はすべて皮膚が変化し、形成されたものです。「皮膚の一部」と表現すると不思議に感じるかもしれませんが、毛髪は身体と同じタンパク質なのです。
毛髪は頭部の表面を覆う「表皮」とその下にある「真皮」との間に、グルタミン酸・ロイシン・アルギニンといった18種類ものアミノ酸を材料に作られるタンパク質、ケラチンにより形成されます。
アミノ酸は毛細血管から血液によって、毛乳頭に運ばれ、毛髪をつくる場所に「毛髪の元」である「真皮細胞」の塊ができます。
これと同時進行する形で、「表皮細胞」は細胞分裂を繰り返しながら、真皮へと吸収されていくのです。
吸収された「表皮細胞」が「真皮細胞」の塊を包み込むことで、「毛乳頭細胞」と呼ばれる毛髪の形成には欠かせない細胞が生まれる訳です。
この細胞が「真皮細胞」を「毛母細胞」に変えてくれます。
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