■「ヘアカウンセラー」資格取得の動き
2006.06.24
全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連)が理容師を対象に認定する「ヘアカウンセラー」の資格取得の動きが俄かに活発になってきているようです。
その背景には、育毛・薄毛ビジネスで先行する、かつら業界に対しての、理容業界の巻き返しの意図や、「飲む育毛剤」プロペシアの登場などで、育毛・薄毛ビジネス自体が活発化、競争も激しくなっている事から、毛髪の悩みに適切にアドバイスできる専門家の需要も高まるはず、といった考えもあるようです。
ヘアカウンセラーの資格制度は、全理連が2000年に創設。東京、大阪を中心に、これまで全国で約800人のカウンセラーが誕生しているとの事。
資格取得のための講習会やカウンセラーの技術向上を目的とした研修会も盛んで、東京、大阪以外でも、仙台のほか岩手、山形、福島各県で開かれ、マッサージや育毛剤の知識などが学ばれているようです。
ヘアカウンセラーで組織する「ヘアケアスペシャリスト協会」
堀純幹事長の話
「男性が薄毛を自覚するのは、抜け毛が始まって3―5年過ぎた時期が多い。早期発見と早期対策が必要で、お客の頭髪を定期的にチェックする理容店の役割は大きい。
かつら産業が先行し、本業の理容業界が後れを取ったヘアケア事業だが、理容店こそ力を入れなくてはならない。理容師も今後、ヘアケア分野で医療機関との連携が期待される」
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