■薄毛!発毛!育毛剤で五輪絶望!?
米紙ニューヨークタイムズによると、スケルトンのワールドカップ(W杯)男子で今期総合トップに立つザック・ルンド(26)が、ドーピングにより出場停止処分になっていた事が11日、分かった。
昨年12月のドーピング検査で陽性反応を示し、検出された薬物はフィナステリド。禁止薬物の隠ペイ剤に指定されている。
原因はルンド選手が99年から薄毛を気にし、服用していた、飲む育毛剤「プロペシア」。ルルド選手はプロペシアの主成分であるフィナステリドが昨年から禁止薬物リストに載った事を知らなかった様子。
これにより、トリノ五輪の出場も絶望、スケルトンの米国代表としてメダルも有力視されていただけに波紋が広がっている。
以下は財団法人 日本体育協会HP「使用可能薬リスト&禁止リスト」からの抜粋です。
常に禁止となる物質と方法(競技会検査および競技外検査)
禁止物質
S5.利尿剤と隠蔽剤
隠蔽剤;利尿剤、エピテストステロン、プロベネシド、α-還元酵素阻害剤(例、フィナステリド、デュタステリド)、血漿増量剤 (例、アルブミン、デキストラン、ヒドロキシエチルデンプン)
利尿剤の例;アセタゾラミド、アミロリド、ブメタニド、カンレノン、クロルタリドン、エタクリン酸、フロセミド、インダパミド、メトラゾン、スピロノラクトン、チアジド類(例、ベンドロフルメチアジド、 クロロチアジド、ヒドロクロロチアジド)、トリアムテレン及び関連物質
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