■発毛!薄毛!U型抑制の育毛効果
「5αリダクターゼ」T型、U型の内、薄毛対策や育毛にとって厄介なのはU型の方だ、という事は前項「育毛!発毛!T型、U型の特徴」でお話しました。
プロペシアは主に、この「U型5αリダクターゼ」に抑制効果があり、T型には効果を示さないと言われています。
プロペシアの薄毛停止への有効性や育毛効果の根拠は、この発毛阻害に大きな力を持つ「U型5αリダクターゼ」への抑制効果にあるようです。
前項で述べた理屈に従えば、「U型5αリダクターゼ」が多く存在する前頭部からの薄毛、いわゆる、生え際(M字)型の薄毛の場合、「U型5αリダクターゼ」の影響を強く受けている事が考えられます。
その事から、生え際(M字)型の薄毛に対しては、U型を抑制する「プロペシア」の育毛・発毛作用が有効に働く可能性が高くなるのではないか、といった推論が成り立ちます。
逆の理由から、頭頂部型や両型(生え際と頭頂部)、全体型(両型に加え、こめかみや後頭部)の薄毛については「プロペシア」も期待する程の育毛・発毛効果は得られないかもしれません。
対処法としては、U型の抑制に限らず、「T型の抑制」や「血行の促進」、「ストレスの軽減に努めてみる」、などの多角的な薄毛・育毛対策が必要になってきます。
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