■育毛!発毛!納得、毛髪が残った理由
薄毛や抜け毛で私達を悩ます為ではなく、体毛が消失しても、なお、毛髪だけが退化する事無く残された理由。
一般的な考え方として、まず挙げられるのは、傷を負った場合に致命傷になりかねない「頭部の保護」のために毛髪は残された、という説が広く知られています。
現代では頭部の保護に手軽なモノなら帽子(薄毛や抜け毛の原因になるとも言われていますが、私見としてそれ程の影響はないと思っています。)が思いつきますし、もちろん、工事用やバイクのヘルメットなどもあります。体毛消失と同じようなアプローチから、未来の人類に毛髪は存在しないのではないか、といったSFチックな仮説も立てられる面白い話なのですが、ここではそれには触れず、先を急ぎます。
少なくとも薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛で死に至る事はまず、ありませんが、消毒などという概念がまだない時代の、頭部への傷は大きな傷でなくても、致命傷になりかねません。頭部への傷は負わないに越した事はないと言うことは間違いない事だったろうと思います。
これを聞くと、育毛・発毛問題とは一線を置いた形で、進化の過程で毛髪が残されたという事実は至極、納得のいく必然に思えてくるのではないでしょうか。
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