■育毛!発毛!ヘアサイクル【第3成長期】
寿命を終えた古い髪が完全に抜け落ち、新しい毛髪が勢いを増して、太く長く成長するのが第3成長期です。
育毛・薄毛対策にとってもこの時期は重要です。第1成長期〜第3成長期の間に含まれる毛髪は毛髪全体の85%〜90%を占め、この4年〜6年の間は毛母細胞が非常に活発に働くため、健康な毛髪であれば、この時期に毛根から抜けてしまう事は基本的にはありません。
薄毛にとって、この時期に抜けてしまう、比較的若い毛髪が問題となってくるのです。また、この時期にしっかりと、太く成長をせず、細いままの毛髪が増えると、
「最近、髪にボリュームがなくなったかな・・・」
と感じるかもしれません。これら細化した毛髪が抜け毛に繋がらない為にも、この時期から積極的な育毛で対処しなければ、薄毛(男性型脱毛症)発症の恐れは高まります。
また、毛髪のボリュームが無くなると、今までしてきたようなヘアスタイルが決まりづらくなる為に、返って、整髪料などに頼って形を整えようと、その使用量が増えてしまう事があります。確かに今までしてきたヘアスタイルが毛髪の細化などで困難になるのはショックなのですが、それを、契機に刺激の強い整髪料を多く使うようになれば、薄毛(男性型脱毛症)対策としては明らかにマイナスです。その都度、毛髪のボリュームに合わせたヘアスタイルで納得し、整髪料などに頼るのは育毛・発毛の観点からも極力、避けるべきでしょう。
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