■育毛!薄毛!悩みや不安の内在化
一般的にストレスの原因(ストレッサー)として私たちが認識しているのは、ほとんどの場合、精神的緊張を伴う刺激、つまり精神的ストレッサーであると思います。
では、この精神的ストレッサーはどういった形で私たちの生活の中に発生し、またそれをどのようなタイプの人が敏感にキャッチ、ストレスとして溜め込んでしまうのでしょうか。
悩みや不安の内在化
◎言葉によって気持ちを人に伝える事に苦手意識がある為、悩みや不安を打ち明けられない。
◎鬱屈とした気分のまま、いつも悩みや不安を募らせてしまう。
◎悩んでいる、そんな自分の内面に気づいてくれない身近な人達に対し、さらに心を閉ざしてしまう…。
このような悪循環に嵌まってしまう人は実際に多いのではないでしょうか。
日本人の美意識として・・・
「歯を食いしばってでもやり遂げる」
「弱音ははかない」
「みんな頑張っているのだから、頑張らなければいけない」
といった想いが生活全般の中に根付いてしまっていて、「悩みや不安を口にするのは良くない」雰囲気を作り、それを内在化させてしまう環境を整えてしまっているのかもしれません。
この場合、悩みや不安、それ自体は些細なものであっても、内に溜め込む事が問題になってきます。
内に溜め込まれた悩みや不安は意識下において重大化、大きなストレスに変質してしまうこともあるのです。
話すという行為にストレス発散効果があるのをご存知でしょうか。
上手く伝える必要はありません。自分の気持ちを素直に言葉にする習慣を身につけましょう。
「悩みや不安を口にするのは良くない」といった道徳観に縛られる必要はありません。
信頼できる人が身近に居ないなら、紙に自分の気持ちを書いてみるのもいい方法です。同じようなストレス発散効果、心の沈静作用があるといいます。
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