■薄毛!育毛!気が付きすぎる繊細さ
一般的にストレスの原因(ストレッサー)として私たちが認識しているのは、ほとんどの場合、精神的緊張を伴う刺激、つまり精神的ストレッサーであると思います。
では、この精神的ストレッサーはどういった形で私たちの生活の中に派生し、またそれをどのようなタイプの人が敏感にキャッチし、ストレスとして溜め込んでしまうのでしょうか。
気が付きすぎる繊細さ
◎出かけた途端、「鍵はシッカリ掛けただろうか」「傘を持っていた方が」など些細な事が心配で堪らない…。
◎仕事において「あの仕事はあれでよっかったのだろうか」「○×さんはあの説明で分ってくれただろうか」と落ち着かない気分にになって結局、確認作業に奔走してしまう…。
◎「この卵の賞味期限は…」「待ち合わせには15分早めに…」「車は危ないからあまり運転したくないな…」
誰にでも多少、思いあたる節はあるかもしれませんが、これが日常、頻繁に起こるようだと大きなストレスになってしまう可能性は否定できません。
不安に対する敏感さは人それぞれに違いますし、それが個性でもあり得るのですが、この手のタイプの人は大抵においてストレス体質(ストレスを強く感じている人)になりがちなようです。
不安がストレスになるなら不安を感じないようにすればいい、と言ってしまえば、それまでですが、やはり、それは「言うは易く行なうは難し」でしょう。
不安に駆られる裏返しとして、細やかな心遣いを発揮し、周囲の人達にとっては「よく気のきく親切な人」だったりするのかもしれません。
不安の感情は神経伝達物質であるノルアドレナリンとその受容体の感受性の強弱によって決められますが、不安に襲われやすい人はこの受容体の感受性が生来的に強いか、または、強いストレス体験を繰り返した結果、感受性が高められてしまったものと思われます。
双方ともにストレスを感じやすい事に変わりありませんから、不安を覚えた時、自分なりに気持ちを落ち着け、リラックスできる方法を身に付けておくことが大切になってくるでしょう。
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