■発毛剤・育毛剤ファイル−9
ロニテン(LONITEN)
・有効成分:ミノキシジル(Minoxidil)
・容量: 5mgまた10mg/1錠
・メーカー: Pharmacia&Upjohn社製
・製造国:米国 /EU
・10mg×30錠:4.000円前後
ロゲインや日本でのリアップで有名な有効成分ミノキシジルの経口薬(飲み薬)がロニテンです。
ロニテンは元々、血圧降下剤として開発されたのですが、その副作用として発毛作用があることが分かりました。ミノキシジルの持つ血管拡張作用が頭皮の血行を促進、毛根を刺激しつつ、栄養を与える事が発毛や育毛に繋がるのではないかと言われています。
塗布タイプのミノキシジル系発毛剤・育毛剤は主に頭頂部型の薄毛に効果があると言われていますが、内服するロニテンは生え際型の薄毛にも効果がみられるようです。
塗布タイプのロゲインやリアップに比べ、ロニテンは内服し、体内からミノキシジル成分を吸収するわけですから、効果的に脱毛を停止させ、また、高い発毛・育毛効果が期待できるのは想像できると思います。。
ただ、ここで考えておかなけらばならないのが、内服薬である為に、その分、体にかかる負担、つまり、副作用のリスクも高まるという事実です。
ミノキシジル成分の経口薬を発毛剤・育毛剤として承認している国は、まだ無いそうです。
塗布タイプのミノキシジル系発毛剤・育毛剤が世界90ヶ国以上、フィナステライド系が60ヶ国以上で承認されている事を考え併せると、やはり、それなりのリスクは考えておかなければならないでしょう。
体毛が濃くなるという副作用はともかく、ミノキシジルに対してアレルギーのある方、人工透析を受けている方は使用しないで下さい。
また、高齢の方、高血圧、低血圧の症状が見られる方、心臓、腎臓、肝機能に障害のある方がご自身の判断だけで使用した場合、発毛効果以外の予期せぬ身体的弊害を招き兼ねません。
ミノキシジルはもともとは高血圧治療薬として開発された医薬品ですから、使用する際は医師に診断を仰ぐなどの準備が必要でしょう。
輸入代行業者やショップの使用方法には10mgまたは5mgを「朝夕1錠づつ服用」とありますが、その分量では動悸や眩暈、胸痛などの副作用も考えられます。
10mgまたは5mgをピルカッターで割って2.5mgを朝夕1回づつ、または朝か夕に1回といった具合に、体と相談しながらの服用をおすすめします
「発毛剤・育毛剤輸入代行業者」や「発毛剤・育毛剤取り扱いショップ」では「使用の際は自己責任で」が原則です。薬事法第68条の遵守の観点からロニテンの情報提供はされていない事も多いです。ご自身で十分に情報収集し、副作用等の知識を身に付けた上で購入するようにして下さい。
重ね重ねになりますが、服用する場合はトラブルの起きないよう、くれぐれも慎重にお願いします。
※価格は輸入代行業者によりマチマチで変動する事もあります。 大よその目安として参考にして下さい。
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