■育毛!薄毛!ビタミンEとは?
1.血行の促進作用
血管の透過性を抑るとともに、酸化したLDL(悪玉コレステロール)を防ぐ働きがあるといわれています。血管を保護する働きから血行障害の治療にも効果があります。また、皮膚血流量の増加も報告されていて、しもやけ(凍瘡)などの治療にも使用されています。
2.ホルモン分泌の調整作用
脳下垂体や副腎など、ホルモンを分泌する器官に多く含まれているビタミンEは細胞の受容体の膜を安定化させると言われ、ホルモン分泌を調整する働きがあります。その為、ホルモンバランスの乱れから起こる更年期障害の諸症状(肩こり、手足のしびれ等)の改善に有効です。
3.抗血栓作用
ビタミンEには血小板凝集を抑制させ、過酸化脂質を低下させる働きがある事から、間接的に心疾患(冠動脈疾患)の原因になる血栓を防ぐ効果が期待されていました。 最近の臨床研究において心疾患(冠動脈疾患)に対する発生リスクを実際に抑えるという医学的な研究結果が発表され注目されています。
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