■薄毛!育毛!コルチゾールの必要性
副腎皮質ホルモンには糖質ホルモン・電解質ホルモン・副腎性性腺ホルモンなどがあるのですが、一般的に副腎皮質ホルモンと言った場合は糖質ホルモンの事を指すようです。
糖質ホルモンとして一番良く知られているホルモンは「コルチゾール」で、主に血液中のブドウ糖(グルコース)の供給増加に役立ちます。
糖質ホルモンの大切な働きの一つである「糖新生」作用の中心になるホルモンです。
「糖新生」とは末梢のタンパク質をアミノ酸に分解し、その分解したアミノ酸を肝臓においてブドウ糖に作り変える作用を言います。
寒さや暑さ、飢え、怪我による血圧下降などの急激なストレス状態に私たちが置かれた時、身体の各重要器官はこうして守られています。
ブドウ糖を唯一のエネルギー源とする脳にとっては、特にその不足は正常な活動の大きな障害に成りかねません。
コルチゾールは私たちが生きるための恒常性維持機能(ホメオスタシス)にとって欠かせないホルモンと言う事ができます。
しかし、薄毛・育毛問題に立ち返って考えれば、この生命維持に欠かせない副腎皮質ホルモン(コルチゾール)が薄毛進行に一役買っている訳で、この部分をどう対処するかが難しい問題といえそうです。
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