■育毛!薄毛!ニコチン酸ベンジルとは?
ニコチン酸ベンジル(benzyl nicotinate)は20世紀半ばから、欧州では抹消血液障害の治療薬として使われてきました。
現在では、しもやけ(凍瘡)治療や、慢性アルコール中毒、狭心症治療にも使用されています。
原料のニコチン酸は米ぬか、酵母の組織中より発見され、ビタミンBの複合体の一つ。ビタミンEと似た性質を持ち、皮膚血流量を増加、血管を拡張させて血流をよくする温感刺激作用
がある事から、毛根刺激剤、頭皮刺激剤、止痒剤として育毛剤、発毛剤、ヘアローションやヘアトニック等に含有され使用用途は多岐にわたります。
体質によっては、ビタミン類におけるアレルギー性反応で発疹、掻痒感、食欲不振、胸やけ、肝障害、心悸亢進、顔面紅潮といった副作用を引き起こす場合もあります。
粘膜やロびるに使用すると炎症等を起こす可能性があるので注意して下さい。
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