■育毛!薄毛!アニマル・ヒーリングの根拠/遺伝子プログラム説
動物と接する事での身体的・精神的な効果をこれまで見てきた通りですが、これらの調査・テストの結果として見られた「アニマル・ヒーリング」は謂わば「状況証拠」であり、科学的な論拠に基づいて、そのメカニズムを解明するまでには、残念ながら至っていないのが現状です。
その為、この効果に関する説はいくつかあり、ここではそのいくつかある説の中から、よく知られているものを簡単に説明します。
☆遺伝子プログラム説
人間ではとても敵わない、特殊な能力を待った動物はたくさんいます。
犬の嗅覚は1成分を嗅ぎ分ける場合、人間の100万から1億倍の能力を発揮しますし、ウサギの嗅覚、暗闇におけるネコ科動物の視覚は人間の比ではありません。
昔からいわれるように「地震を察知するナマズ」や「炭鉱のインコ」「沈没船から消えるネズミ」も云わば、人間にはない、それぞれの生物固有の危機察知能力の成せる業と言えるのかもしれません。
自然とともに生きていた太古の昔、私たち人類の先祖たちは「動物には予め、自分たちには分からない何がしかの危険を察知する能力がある」事を経験則として知っていて、それを生活の中の、今で言う「防災機器」として役立てながら生きていたのではないでしょうか。
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