■育毛!薄毛!アニマル・ヒーリングの根拠/コミュニケーション向上説
動物と接する事での身体的・精神的な効果をこれまで見てきた通りですが、これらの調査・テストの結果として見られた「アニマル・ヒーリング」は謂わば「状況証拠」であり、科学的な論拠に基づいて、そのメカニズムを解明するまでには、残念ながら至っていないのが現状です。
その為、この効果に関する説はいくつかあり、ここではそのいくつかある説の中から、よく知られているものを簡単に説明します。
☆コミュニケーション向上説
愛犬を連れて、散歩をされた事のある人なら経験した覚えがあるかもしれませんが、自分と同じようにペットを連れ、散歩している人と、たまたま、すれ違う時、お互いの犬同士が、じゃれ合い始めたり、ケンカを始めたりして困ったことはないでしょうか。
犬同様、飼い主同士も、もちろん初対面ですから、何となく照れたような気分のまま、「はは、どうも」「いや、すいません」などポツポツと会話が生まれたりします。
場合によっては・・・
「お宅のワンちゃんはおいくつですか?」
「もう、12歳なんですよ。歯も悪くなってきてしまって。 そちらのコはビーグルですか?」
「いえ、ビーグルとの雑種なんですよ。」
などなど・・・
ペットをきっかけにある種のコミュニケーションが生まれる事も少なくないようです。
これがコミュニケーション向上説の概略といえるでしょう。
ペットが仲介役? >>
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