■薄毛!育毛!アニマル・ヒーリングの根拠/運動誘発説
動物と接する事での身体的・精神的な効果をこれまで見てきた通りですが、これらの調査・テストの結果として見られた「アニマル・ヒーリング」は謂わば「状況証拠」であり、科学的な論拠に基づいて、そのメカニズムを解明するまでには、残念ながら至っていないのが現状です。
その為、この効果に関する説はいくつかあり、ここではそのいくつかある説の中から、よく知られているものを簡単に説明します。
☆運動誘発説
動物と暮らすと何かと運動量が増えるものです。
散歩で歩く事はもちろんの事、じゃれ合いながら遊ぶだけで十分、息が切れるほどの、いい運動になります。
子どもなら動物が動けば、それを夢中で追おうとするでしょう。
リハビリの必要な子どもなら、動物と接しながら遊びの延長として身体を動かす事ができるのです。
可愛く、人懐っこい動物を見れば、一緒に遊びたいと思うのは子どもも大人も同じかもしれません。自然に歩き、笑いしながら身体は不思議なほど動こう動こうという衝動に駆られます。
この「動こう動こう」とする気持ちを動物が引き出し、その運動効果が健康につながるのだ、とするのが「運動誘発説」です。
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