■育毛!薄毛!頭皮が清潔すぎる問題
「合成界面活性剤」には体内の「酵素タンパク」に影響を与え、その働きを弱らせ、また無効化させる作用もあります。体内に多量に蓄積されてしまうと最悪の場合はガンの発症にまで繋がるといいますから、その問題や深刻さは薄毛や育毛の問題に留まるものではありません。
薄毛進行への悪影響として、もうひとつ挙げておかなくてはならないポイントは「合成界面活性剤が必要以上に頭皮の汚れや皮脂を落とす」という点です。清潔すぎる頭皮に合成界面活性剤が付着すると、その強い浸透性から、その成分はさらに容易に頭皮に吸収されてしまいます。
深く浸透した「合成界面活性剤」は毛乳頭や毛母細胞に、さらに大きなダメージを与える事ができるようになります。毛髪は発毛の為の活力を奪われ、その成長に必要なヘアサイクルも乱れてしまうかもしれないのです。弱っていく事が前提の毛髪に、いくら育毛剤(発毛剤)を使用し、マッサージなどに励んでも抜け毛や薄毛防止の支えになるとは思えません。
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