■薄毛!発毛!化学物質の危険を煽る育毛情報の読み方
合成界面活性剤は薄毛対策や育毛の妨げになる可能性があり、身体にとっても悪影響を及ぼす可能性がある、という話をこれまでしてきました。
しかし、そういった知識を身に付けた上で、マスコミやネットから発せられる「合成界面活性剤は危険」という情報を見てみても、その中には「間違いなく身体を壊す」「抜け毛が増え、確実に薄毛になる」といったニュアンスの誇張や意図的なミスリードがかなり目立つのもまた事実です。
「健康用品」や「健康食品」、「育毛・発毛関連商品」を扱う業者・ショップにとっては自分たちの扱う商品の有用性を効果的にアピールする為の、格好の「悪者」が「合成界面活性剤」といったところでしょうか。不安や強迫観念を煽れば、それが多かれ少なかれ消費者の購買意欲に繋がる事は周知の事実。 それは、洋の東西を問わず、今も昔も使われてきたポピュラーな販売手法と言っていいでしょう。
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