■育毛!薄毛!界面活性剤と頭皮環境
薄毛対策や育毛の基本として行う洗髪、このシャンプーやリンスなどで毛髪に付着した「合成界面活性剤」はまず、「タンパク質変性作用」によって、毛髪を傷つけ、ダメージを与えます。
そして、強い浸透性で頭皮から浸透した「合成界面活性剤」は毛母細胞や毛乳頭細胞といった、正常な発毛サイクルには欠かせない毛髪形成組織を攻撃し、徐々に育毛に必要な毛髪の活力を毛根から奪ってしまうのです。
「合成界面活性剤」がどれくらい頭皮に浸透するのか、と言う問題は薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛防止の観点からも重要です。
ある動物実験によると、使用量のおよそ、0.5%程が皮膚から浸透し、それは皮脂膜や角質層の下にあるバリヤゾーンを破って血中にまで達したということです。0.5%を少ないと感じるか、多いと感じるかは個人差があると思いますが、合成界面活性剤は体外に排出されにくく、残留性が極めて高いといった事実はあります。これは、皮膚から吸収された物質を「無害」か、それとも「有害」か、判断する仕組みを私達の人体が代謝機能として持っていない為、と言われています。
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