■育毛!発毛!男性ホルモン型の薄毛
一般に「男性型脱毛症」と言われているのが、このタイプです。
薄毛に悩む人の約80%がこのタイプに分類されると言われ、比較的若いと思われる30歳以下の男性でも30%の人に、50歳以上になると約50%、半数の人にこの症状が見られえると言います。
「男性ホルモン型」の薄毛は遺伝的な要素が大きく関わっているだけに厄介で、一度、発症してしまうと完全に回復するのは非常に困難といわなければなりません。
育毛法や発毛法のレベルで遺伝的に備わっている、「薄毛になりやすい体質」を改善すると言っても限界があり、今のところ、この「薄毛になりやすい体質」に対する、最も有効な薄毛対策は育毛剤・発毛剤を使い、問題となる男性ホルモンを多少なりともコントロールするといった対処療法しかありません。
しかし、これも、医薬品に分類されるようなものであれば、副作用についての事が気になりますし、その育毛剤の有効成分と頭皮との相性が悪ければ、さらに薄毛に拍車をかけてしまうかもしれないリスクまで背負わなければならないのです。薄毛・抜け毛の問題が深刻なのは、このような点からも推し量れるのではないでしょうか。
また、この症状、「男性型」と名付けられていますが、ホルモンバランスを崩しやすい女性にも稀に現れるようです。
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