■育毛!薄毛!ストレスと日本人
過度のストレスによって、自律神経における交感神経と副交感神経のバランスが乱れたり、ストレスホルモンや副腎皮質ホルモンの過剰分泌を招いた結果、私たちの身体が簡単には見過ごせない、マイナスの変調に見舞われる事はこれまで説明してきた通りです。
ある調査では日本人(成人男女)のほぼ半数の55%の人が何らかの「精神的疲労やストレスを感じている」と答えています。
実に、昨今のストレス社会を象徴するような数字と言わなくてはなりませんが、しかし、穿った見方をすると日本人のほぼ半数、45%の人にはストレスが無い、感じていない、とも読めてしまいます。
果たしてそうでしょうか。
これだけ、日々、各メディアを通じ、現代の「悪者」の代名詞のような取り上げられ方をされている「ストレス」をほぼ半数の日本人が感じていない、となると少し違和感があります。
これには、実はアンケート調査ならではのカラクリがあるようです。
実際にストレスによって何らかの影響を受けている人の数はアンケート結果より多いのでしょう。
ただ、「日本人特有の価値観」がそれを押し下げている可能性があるのです。
日本人特有の価値観? >>
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