■育毛!薄毛!ストレスゼロの生活は・・・
「ストレスゼロの生活」「○×を使ってストレスゼロ」といった、コピーを雑誌などでよく目にしますが、これは、当然「ストレスの軽減」を唱えている訳で、実際には「ストレスゼロ」「ストレスのまったく無い状態」は私たちが日常生活を送っていく中ではまず起こり得ません。
そこで、米国のある心理学者はストレッサー(ストレスの原因)がまったく存在しない部屋を準備し、そこに被験者を生活させる事で、生体内にどのような変化が起きるのかを観察しました。
確認された変調は次のようなものでした。
◎恒常性維持機能の低下
⇒暑さや寒さに対する体温調節能力の鈍化が見られた。
◎思考・判断力の低下
⇒簡単な計算問題にミスが目立ち、また他者からの間違った指示に対してもそれに従ってしまうような暗示体質に陥ってしまった。
◎幻覚や妄想
⇒そこに居ないはずの人の影に怯えたり、聞こえないはずの声が聞こえるなど精神的な不安定が認められた。
この実験から読み解ける教訓、それは、「あらゆるストレスから何が何でも、わが身を守ろうと神経を尖らせるのではなく、程よいストレスをストレスと感じずに、いかに生活していくかが重要である」という事でしょうか。
そういった日々の心がけがストレス対策の第一歩と言えるかもしれません。
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