■薄毛!育毛!ストレスは本当に悪者か
現代において「悪者」の代名詞のようなストレスですが、このストレスが本当はどれ位の「悪者」なのか、面白い実験がされています。
まず、同人数の3つのチームを作り、それぞれ同じ環境(室温、衛生、騒音)、同じ時間を使って、2週間、同じ作業をしてもらいます。
作業は個々人の技術などが反映されない単純作業です。
Aチーム
⇒ストレスの掛からない無い状態で作業
Bチーム
⇒適当なストレス状態で作業
Cチーム
⇒過度なストレス状態で作業
Aチームにノルマはありません。個々人の好きなペースで作業してもらい、規定の時間がくれば帰宅できます。
Bチームには作業時間に見合っただけのノルマが設定されています。
規定の時間内にノルマを達成できなかった場合は引き続き残業してもらいます。
Cチームにもノルマを設定しますが、Bチームと違い、時間内ではこなせないだけの厳しいノルマを設け、さらにノルマを達成できなかった場合は引き続き残業してもらいます。
結論から言ってしまうと、この3チームで最も高い生産性を示したのは、適当なストレス状態で作業したBチームでした。
適当なストレスによって生産性が高まり、ストレスは強すぎても弱すぎても生産性は上がらない作用を「ヤーキズ・ドッドソンの法則」と言います。
過度のストレスは当然「悪者」? >>
|