■薄毛!発毛!活性酸素と育毛停滞
肝臓でのアルコール分解が、不足しやすいアミノ酸を消費し、育毛や発毛の妨げになる事は前項でお話ししましたが、この分解の過程で発生する「活性酸素」も薄毛と無関係ではありません。
先ほどいったシスチンやメチオニンも含め、毛髪を形成しているアミノ酸は18種類あるのですが、この中には、体内で発生した活性酸素を除去するために、抗酸化物質として働くアミノ酸も含まれています。
活性酸素除去の為、抗酸化物質として機能してしまったアミノ酸は毛髪の形成には関われなくなる訳ですから、毛髪の形成アミノ酸のバランスは確実に崩れてしまいますし、その毛髪の持つ性格そのものも変化してしまいます。
薄毛や不必要な抜け毛を増やさない毛髪は、本来あるべきアミノ酸バランスをしっかりと保っている毛髪です。そのバランスが崩れ、栄養の滞りや水分量に変化があっても育毛・発毛は上手くいかなくなるデリケートなものです。
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