■薄毛!発毛!ビタミンB1の不足と抜け毛
アルコールは育毛や発毛の為のアミノ酸を不足させるだけでなく、その分解が行われている肝臓では「ビタミンB1」の吸収率も低下しています。ビタミンB1は糖代謝の機能に関わっていますから、その減少は身体の低血糖状態を招いてしまうのです。
この状態では、身体は非常に疲労しやすく、また、その回復も遅れがちになります。このような疲労が長期化し、慢性疲労に陥ると、日常生活における仕事・趣味・勉強・あらゆる面で気力は下降気味になるでしょう。
常に疲れている状態では精神的にも肉体的にもストレスは溜まり易く、その、イライラは日々、薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛増加の危険を孕みながら増幅していってしまいます。
ストレスは新陳代謝の悪化、血行の不順、体温の低下による内蔵機能の衰えなどから、最終的には発毛に必要な頭皮環境を損ない、育毛剤の効果の上がらない、薄毛発症や抜け毛増加を起こしやすい、不健康な毛髪の生成を誘発します。
薄毛、抜け毛の原因要素のひとつとして挙げた「ストレス」と「生活習慣」の「飲酒」が奇しくも繋がってしまった形ですが、育毛や発毛を考えるならあらゆる可能性をその知識として消化しながら、柔軟かつ、全方向的な視点で取り組んでいかなければならないという、これは、ひとつの指針ともいえるのではないでしょうか。
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