■育毛!発毛!喫煙と薄毛
「喫煙」は昨今の健康志向の流れを受け、様々な病気の原因要素として、また、「不健康のシンボル」としてマスコミなどにも扱われる事が多くなりました。その影響から禁煙に走る人も増加、さながら、「禁煙ブーム」の様相を呈しています。
このタバコ、もちろん、薄毛・抜け毛の原因要素としても深い因果関係があります。
タバコに含まれる「ニコチン」は体内に吸収されると自律神経を刺激して、血管を激しく収縮させます。この収縮作用によって心拍数は上昇、血圧も上がり、中枢神経系は一種の興奮状態に。
この覚醒作用がタバコの常習性に繋がるのですが、一方、頭皮を巡る毛細血管では、この急激な血流の変化によって、薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛の引き金にもなり得る血行不良を起こしてしまっているのです。
発毛や、その成長に必要なエネルギー源である血液は毛細血管によって頭皮まで運ばれます。毛乳頭はそこから毛包を介して栄養を補給、育毛や発毛法に応えられる、丈夫な毛髪に育つよう、毛母細胞は激しく分裂を繰り返す訳です。
ですから、大切な血流が不順する事は毛髪にとって大きなダメージになり、薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛の増加に繋がる可能性は非常に大きいといって、いい訳です。
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