■育毛!発毛!喫煙とジヒドロテストステロン(DHT)増加
喫煙による育毛・発毛の阻害要素として、ここで是非、注目しておきたいのが、「喫煙によりジヒドロテストステロン(DHT)が増加する」という報告です。
ハーバード大学公衆衛生学部の調査に基づく報告によると、喫煙によって、「ジヒドロテストステロン(DHT)」やテストステロン、その他の男性ホルモンが軒並み上昇する傾向にあるというのです。
薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛を減少させたいなら、これは見過ごせない事実です。
ジヒドロテストステロン(DHT)といえば、薄毛(男性型脱毛症)発症の最大原因といわれる物質。ジヒドロテストステロン(DHT)の作用により、本来、4〜5年でなくてはならないヘアサイクルは早められ、毛髪は十分に成長させてもらえないまま、抜け毛になってしまう恐れが指摘されています。
「薄毛(男性型脱毛症)や抜け毛の問題は多くの要素が複雑に関わり合う事で発生するのであり、ジヒドロテストステロン(DHT)の増加だけが育毛や発毛を阻害する直接的な原因とする説には無理があり、むしろ、間接的な要因のひとつと解釈した方が説得力がある」
…とジヒドロテストステロン(DHT)の増加と薄毛(男性型脱毛症)の発症との関係に「待った」をかける声もあります。しかし、今のところ、その育毛や発毛に悪影響を及ぼすメカニズムに説得力がある為に「薄毛・ジヒドロテストステロン原因説」を指示する意見が多いのが現状です。
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